長渕剛が、観衆２万人を圧倒して全国ツアーをスタート

シンガー・ソングライター長渕剛の全国ツアーが７日、さいたまスーパーアリーナで開幕しました。１２年ぶりにセンターステージが復活。怒号のような“剛コール”と共に拳を突き上げる２万人のファンをかき分け、長渕はまるでリングに向かうボクサーのように、アリーナ中央のステージに立ったのです。

そして新アルバムのタイトル曲、「Ｃｏｍｅ　ｏｎ　Ｓｔａｎｄ　ｕｐ！」の激しいシャウトで開演。３時間半で２２曲。新旧の名曲を織り交ぜた熱唱で、自身を囲んだ全周３６０度の観衆を圧倒していました。

シンガー・ソングライター長渕剛は、この日５１歳の誕生日。だが長渕は「俺は何も望まない。ただ１つだけ、みんなの、魂の声を聞かせてくれ！」と要求。特殊ステージの意味を「観客は俺を囲むだけじゃない、俺を挟んで向かい合って、声の限り歌って、人間の、真実のコミュニケーションを生み出すんだ」と説明した通り、殺伐とした現在の日本社会に、感動と協調の夢空間を作り出しました。

１２月８、９日に東京・国立代々木競技場第一体育館で追加公演が決定。１０月２７日から発売されます。問い合わせはホットスタッフ＝（電）０３・５７２０・９９９９へ。
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